一旦バイクをお休みすることにしました

色々と検討を重ねた結果、突然ですがTMAX530(SJ12J)を降り、
バイク自体をお休みすることにしました。

TMAXとの23925kmの旅路、これにて終了…!

photo by NEX-5R





突然・・・何があったんや(゚A゚;)ゴクリ
と思われる方もいるかとは思いますが、元々将来的にどうするかという悩みはずーっとありました…。悩みと言うか理由というか、手放すまでの流れも含めて以下にまとめてみました。雑なまとめな上に校正してない上に長いっす( ‘д‘⊂彡☆))Д´) パーン



バイクを手放すまで

以下の3社に買取査定をお願いしました。ネットの査定だと色々電話が掛かってきて鬱陶しそうでしたので、自分から各店舗に事前にアポをとって伺いました。

 ・バイク王
 ・レッドバロン
 ・YSP

この中では、レッドバロンに一番高値を提示いただきましたので、そのままレッドバロンで買取をお願いしました。バイク王、YSPでの査定が終わった状態でレッドバロンに状況と他社の買取金額の説明したので、レッドバロンが立場的には一番良い位置だったかもしれませんね(笑)「他社は○○円でした。こちらで○○円以上の金額を出せそうでしたら、検討したいです。」といったような形でストレートに伝え、ストレートに返答していただいたのでスムーズに交渉ができました。


買取金額としては、50万円を提示していただけました。TMAX530自体は、2014年に95万円で購入しました。6年経っても約50%の価値が残っているということでかなり衝撃を受けました。クルマだときっとこうは行きませんので…。実際、E92(BMW)は元値600万円くらいのクルマですが、私が購入した時がすでに6年落ちの状態で200万円を切っていました。

6年間、約23000kmはしっても半額残ってるTMAX530のリセールの良さに感動です。さすが人気のあるバイクだと感じました(*'ω'*) 実際にSSはもっと値下がり率の低いものがあるとは思いますが、ビッグスクーターというジャンルでは異常なくらいの率だと感じました。

なお、多少金額を多くしていただいたのにも理由があります。
1つめがメンテナンス簿です。
のTMAX530の場合、定期メンテナンスや車検を含めて、全てのメンテナンスを記録簿にまとめていました。買取業者側も再度店頭に並べるためにはメンテナンスをしなければなりませんので、定期メンテナンス簿の有無を多少加味してくださった金額のようなことをゴニョゴニョおっしゃっていました。

2つめが時期です。
6-8月ですが、秋口のバイク需要に際しているため、比較的高めに売れる時期とのことでした。9月に入ってしまうと、それ以降は徐々に金額は下がっていく可能性が高いです。そのため、当初の予定よりも1週間前倒しで買い取ってもらうことにしました。


結果的に、最善な形で買い取っててもらうことができました。
金額的にも申し分ない額を提示いただきましたので、レッドバロンには頭が下がります。ちなみに、CBR250R(MC41)もレッドバロンで買い取ってもらいました。いつもお世話になりまーす(・∀・)


バイクを手放す理由

上手くまとまっているか分かりませんが、バイクを手放す理由をいかにまとめてみました。

1.バイク熱の低下

2014年に会社に入社して、入社してから2年間ほどは毎週のように乗り回していました。が、ここ最近はずっと通勤のみの使用でした。納車されてから約23000km走りましたが、ここ4年ほどでは合計5000kmほどしか走れていません。年1のツーリングで走行距離を稼ぐだけ…といったところでしょうか。

思えば、大学卒業後から徐々にバイク熱は低下していたのだと思います。大学時代は、周りにバイク関係の友達も多く、近くに走って集まれる場所があったのでとても楽しかったです。ところが、就職して地元に戻ってからは友人たちとは散り散りになり、近くに走りに通えるようなところは無くなり、惰性で乗っている感じを徐々に意識し始めました。

低下しつつあったバイク熱ですが、仲の良い友人2人が事故でバイクを降りてしまったことにより、さらにバイク熱は低下しました。毎年のようにGWや長期休暇に走っていた2人がバイクを降りてしまったことにより、最も仲の良いバイク仲間を失ってしまいました。漠然と考えたバイクの怖さを見に染みて感じた出来事でした。

その時点では降りるなんて考えは毛頭ありませんでしたが、バイクに乗る機会はそれからぱったりと少なくなりました。何かのイベントが無い限り自分では乗らず、週末はめっきりクルマばかり乗るようになっていました。父親からは聞いていたバイクの怖さのほうが、乗る楽しさよりも勝ってしまっていたのだと思います。また、クルマもE92(BMW)が納車されたことでそちらの方向でも楽しくなってしまい、バイク<クルマの図式が自然に出来上がってしまっていました。

こうなるとバイク熱を復活をさせるのは中々難しく、低空飛行のままバイクに惰性で乗ってしまっていました。事故にあった仲の良い友だち2人のうち1人は無事にバイクに復帰し、先日はリベンジとなるツーリングを果たすことができたのはとても良かったです(*'ω'*) このツーリングを通じて、ある程度自分の気持ちを整理することができました。H君本当にありがとう。


2.将来的な体の問題

バイクは怪我がつきものです。先に書いた友人の事故により、(あまり詳しくは書きませんが)友人の体には大きな傷として残っていて、それは一生付き合っていかなければならないものだそうです。とても大きな衝撃を受けました。

私は先日結婚式を挙げ、夫婦として生活をはじめました。バイクは怪我が付き物というリスク前提の乗り物ということは理解していますが、いざ結婚してしまうとそのリスクを背負ったままバイクに乗り続けるという勇気がありませんでした。自分は弱虫です。

結婚後も夫婦でバイクに乗っていた親父達は本当にすごいと思います。リスクを背負って乗るという行為がすごいというのではなく、それを乗り越えてバイクに乗り続けるバイクへの熱や愛等、全て引っくるめてすごいと思います。


3.将来的なお金の問題

私は多趣味です…(*'ω'*)…
もちろん「もっと俺の方が趣味多いぜ!」と言われるような方もいるかとは思いますが、バイク、クルマ、カメラ、PC、キャンプ...etc かなりの趣味があります。洗い出してみると、比較的"消費する趣味"が多いことに気が付きました。とくに顕著なのがバイクとクルマ。バイクは、バイク車体だけでなく、身を守るためにバイク用品等の購入にも大きな費用が掛かってきます。

趣味が多いことで得をする場面はもちろんたくさんあります。色々な趣味を通じて、色々な人と接することができます。が、"消費する趣味"が多いゆえの浪費体質から脱却しないと、趣味が多いことで得をすることよりも、マイナスの方向に行ってしまうという危機感がずーっとありました。今回結婚を機に、一旦出費を見直すタイミングだと判断しました。


4.他のチャレンジしてみたいこと

生意気なことを言うかもしれませんが、色々とチャレンジをしてみたいことが出てきました。例えば英語の勉強とか株とか。英語はTOEICの点数を持っていますが、もう少し使えるレベルに上げたいです。また、株に関しては、お金を寝かせるのではなく動かして儲ける・・・みたいなことを、もうちょっと勉強して着手してみたいと昔から考えていました。バイクをお休みすることによって、それらに避ける時間やお金をそちらに回すことで、より将来的な自分への投資に繋げていきたいと思います。



バイクとの出会いで得たもの

バイクとの出会いは、大学2年の時に先の友人の後ろにタンデムさせてもらったことがきっかけでした。バイクに乗り始めたことで、このブログもそれを機に始めました。それまでブログはゲームやらネトゲやら書いていましたが、ここまで長く続いたブログは初めてです。得たものの1つは、まずはこのブログですね(笑)

また、それまで一つの趣味に集中するということは正直なところあまり無かったです。長続きする趣味があるのか!と感動を与えてくれたのも確かですね。今の主な趣味である、クルマ、カメラ、キャンプや旅行も全てはスタートがバイクですし、自分の趣味の源流とも言えます。こういった貴重な趣味も得ることができました。

また、何と言ってもツーリング先での素晴らしい景色は欠かすことはできません(*'ω'*) 北海道を走った時に広い大地の開放感や真夏の田園沿いを走った時の牧歌的な景色等、クルマでは決して味わうことができないと思います。クルマはクルマで音楽を聞きながら気ままにドライブして同じように走ることはできますが、ある種バイクの厳しい制約下で体感できる感動には及ばないというのが個人的な所感です。

上手くまとまっていない気はしますが、青春期の自分の世界を一気に世界を広げてくれた最高のツール、相棒でした。



一旦バイクをお休みすること

色々と上に理由はツラツラと書きましたが、一旦バイクをお休みするには"今"が一番気持ち良くお休みできるタイミングだと思います。またもうちょっと落ち着いたらまたバイクに復帰すれば良いかな…くらいの軽い気持ちでちょっと離れる感じですね。降りるわけでは無いので…。

思えば19歳の時から8年間バイクに乗り、時期によっては峠に足繁く通ったりして、乗っている中で、もちろん危ない目に遭ったことはありますが大きな転倒もなく無事に乗れていました。これは割と奇跡的じゃないかと。嫌なイベントがあってケンカ別れするような離れ方では無いので、これも幸せなことかなと思います。

手放してから1日経ちますが、後悔していないかというと嘘になります。バイクを見るとキュンとしてしまうような感じはありますが、歯を食いしばるほど乗りたい欲に駆られはしないので、時間的なもののような気がします。少しずつは解消される…はずなので、しばらくはPAS BRACEのロード"バイク"で我慢します(笑)

バイクに乗ったことでバイクを通じて素晴らしい世界を体験させてもらい、自分自身もメーカー系に進む等、将来に関わる重要な道標となってくれていました。人生の道標たるバイクは一旦お休みしますが、まあ大丈夫でしょう。

あー…ブログ名、どうしようかな。

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