BMW M3(E90)の紹介 (概要、エクステリア)
1月に購入したBMW M3(E90)の紹介記事になります! ぱぱっと書く気でいましたが、色々と写真を撮ったり構成を考えたりで時間が掛かってしまいました…。まずは車の概要とエクステリア等についてざっくばらんにご紹介させてください。
photo by α7IIIBMW M3(E90)概要
このM3はE90型と呼ばれるセダンタイプです。M3はE90, E92, E93が生産されていて、国内ではE90(セダン)とE92(クーペ)が流通していました。生産台数的にはE92が約4万台、E90が約1万台だそうで、国内でも流通しているタマは圧倒的にE92が多いです。
台数的に少ないE90をなぜ選んだ…?と言われると、正直なところ積極的にE90を選んだわけではありません。元々オートオークションで良いタマを探すために張っていたところ、M3でディーラー記録簿ありのこの車両が競売にかけられるというのを見つけました。走行距離を含めた状態を考慮してもかなり良いものだったので、勢いで選んだ…という点は否めません。本音としてはセダンよりもクーペのデザインの方が好きですので、若干後悔している部分ではありますが…(笑)
年式としては2008年式で初期型のモデルになります。もう12年以上も前ですよ…(笑)自分が乗っていた車(3series。2010年式)よりも古い車を買うとは思いもしませんでした。
色々と見てみるとかなりの優良物件のようで、
- ワンオーナー
- ディーラー落ち、記録簿あり(年間走行距離約2000km程度)
- ドラレコ、ディーラーコーティング付き
- 走行距離約25,000km
- フルノーマル
オートオークションの始値が約210万だったのですが、最終的には約330万程度で落札してもらいました。購入後の税金や諸手続きを含めると、総額370万程度で購入できました。一般的なGoo等の相場でこの車両だと、だいたい400万後半くらいからになってくるので、かなり良い条件で購入できたんじゃないかと思っています。
ちなみに、低走行車のおかげで消耗品はたっぷりと残量がありました。タイヤは6年前ほどに交換されていって7部余り。パッドやローターも同等程度で、あと1,2年程度は持ちそうな感じです。M3はハイパフォーマンスモデルということで、足回りの消耗品のお値段は高いです。輸入しても前後パッド・ローターで15万円くらいは掛かりそうです。というわけで、これらの消耗品が使えるだけ余っているのは本当に有り難かったです。
エクステリア
まずはフロント。基本となる3series(E90)とは大きな違いは分からないほど落ち着いたセダンです。大きな違いとしてはボンネット、エアインテーク、ヘッドライトのデザインといったところでしょうか…。詳しい人が見ないと見分けがつかないと思います。
・ボンネット
フロントボンネットに大きく空いた2つのエアダクト。こちらは片側のみ吸気ダクトと連結しており、もう片方はダミーでした。キドニーグリルからも空気をいっぱい取り込んでいるのですが、それだけでは足りないのですね…。
もっこりとしたパワーバルジもV8を搭載するには無くてはならない存在で、唯一外観からハイパワーエンジンを積んでいると主張するポイントでもあります。運転席からもこのもっこり具合は分かります(笑)
・ヘッドライト
M3はE90(セダン)ではありますが、E92(クーペ)と同型のヘッドライトになります。3series(E92)と見比べていただくと分かると思います。スペシャリティカーという視点から、E90(セダン)のものを採用しなかったのでしょうか…謎。
・エアインテーク
3seriesと比較いただくと分かるのですが、中央のエアインテークが台形になっているのが分かりますか? 3seriesとの大きな違いの1つで、これがMモデルとの違いを決定づける要素の1つでもあります。
また、サイドのエアインテークは3series(E92)では、同じ位置にフォグランプがあります。M3では吸気量確保のために大きなエアダクトになっていました。このエアダクト、流れ的にはフロントのタイヤハウスにも一部つながっているように見え、ブレーキの冷却にも一役買っているように思えます。
ミラーは通称「Mミラー」と呼ばれているもので、Mモデルのみに搭載されています。空力特性を考慮したデザインだそうで、ダブルブリッジ形状(ミラー上部に空気を切り裂くような切り込みがある)です。Mミラーはお値段が半端なく、片側のミラーユニットをAssy交換した場合、約30万円も掛かります。…ぶつけたらとんでもないことになりそうですね。
フェンダーは3seriesとは大きく異なっていてかなり大ぶりです。Mモデルの幅広ハイパフォーマンスタイヤを搭載できるようにかなりワイドになっています。このワイドフェンダーは外観のインパクトが半端なく、エアインテークに次いでMモデルを決定づける要素の1つでもあると思います。
ちょっと残念なのがテールランプ…。E92(クーペ)のワイドなデザインとは異なり、E46を踏襲したオーソドックスなランプデザインです。E92の完成され過ぎたデザインと比較するお、一世代前感が否めません…。これはどうしようもありませんので、このまま末永く付き合っていきます。
一応E92(クーペ)の写真を貼っておきます。うん…やっぱりこっちのほうがしっくりきます。ホイールは純正OPのダブルスポーク・スタイリング220Mです。鍛造でめちゃ軽いらしい。シルバーで単調なデザインだな…と初見のときに思いましたが、見ればみるほどM3とマッチしているデザインだと思えるようになってきました。色はそのうちブロンズかブラックに変えたい…。
タイヤはPIRELLIのP-ZEROが装着されていました。ロードノイズは目立つほどではありません。グリップは比較する車の出力が変わったので正直コメントが難しいところではありますが、少し年数が立ってるゆえに路面に貼り付いて走れるような感じでは無いと思いました。そのうちミシュランのPS4とかに変えてみたいです。
サイズはフロント:245/35ZR19/リア:265/35ZR19です。 リアは420psを受け止めるために超極太なサイズですね。後ろから見た時の堂々としたデザインが好きです。
最後、エンジンルームについてです。
エンジンルームはど真ん中にV8エンジンが鎮座しています。堂々と鎮座していますよ…崇めたいm(_ _)m 3series(E92)は4気筒エンジンだったので、かなりエンジンルームのフロント側がスカスカしていましたがこちらはもうそんな余裕もないほどギッチギチです。なお、ギッチギチではありますが、冷却水の補充口は3seriesとは変わりなく、オイルの補充口もアクセスしやすい所にありますので日常点検はかなりしやすいレイアウトでした。
今日写真を撮ったとき、エンジンスタート~エンジンを少し吹かす動画を撮ってみました。周りを考慮してレッドゾーンまで回すようなことはしませんでしたが、M3のイメージが伝わるかと思います。今度、しっかりレッドゾーンまで回して動画を撮ってみようと思います。
このエンジン音、サウンドはピカイチで惚れ惚れとしてしまいますがコールドスタート時の音量は…住宅街だと反響して爆音に近いです。「これ純正なんだよな…?」と初めてコールドスタートした際には一度マフラーを見に行ってしまいました。この音量を考慮して、夜の9時から翌朝6時に間にはコールドスタートしないように注意しています。最悪、嫁のミニを使えば良いですしね…。といった感じで、色々気を使うようにもしています。
一応エクステリアは以上になります。が、色々思いついたものを書きなぐっただけですので、後日色々と追記・修正するような気がします。
以上です。
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