M3(E90)にLCIテールランプを導入する part1

 M3(E90)は2008年式の初期型モデルになります。ボリューミーなリアデザインは大好きなのですが、何分テールランプが古いデザインですのでLCIモデルのものに交換したいと考えています。

@日本平
photo by α7III




Pre LCI と LCIでのテールランプの違い

少し前説しておきますと、Pre LCI(=前期)、LCI(=後期)といった意味合いでBMW界隈ではよく使われる言葉になります。LCI(=Life Cycle Impulse)=マイナーチェンジという意味合いで、Preが付くことでマイナーチェンジ前という意味合いになりますね。

以前の3series(E92)でも似たような記事を書いていましたが、一旦両者でどういった違いがあるのかを振り返ってみたいと思います。知ってる人が見たらすぐ分かるけど、知らない人が見たらサッパリ…といった違いです。ちなみに、私はM3が納車されるまで違いに気づいていませんでした(笑)



それでは違いを説明していきます。多分写真で比較いただいたほうがわかりやすいと思いますので、以下に写真を載せます。

Pre LCIテールランプ


LCIテールランプ


分かりますかね?トランクリッド側のインナーテールランプがシャキ!としているのがLCIモデルになります。対して、Pre LCIモデルではE46のデザインの派生のようなデザインになっています。E46オーナーからすると見慣れたテールランプデザインになるのかな。

また、LCIモデルでは現行のBMWで採用されているようなファイバーテールランプとなっており、うっすら二本線が見えます。Pre LCIモデルは通常の電球でして、今見ると少し古めかしい印象も捨てきれません…。※私個人としては古めかしさを感じますが、3series(E92)のデザインよりもボッテリとした形状で割と好きになりつつありますw



Pre LCIをLCIにするためには…

上記の通り形状の違うトランクリッドをLCIモデルのトランクリッドの交換する必要があります。「ふ~ん、じゃあ形の違うトランクリッドを交換してコーディングしちゃえば楽じゃね?」と思い色々調べてみたのですが、そんな簡単には行かなそうでした。


交換には、当たり前ですがナンバープレートを外さなければならないため陸運局へ行ったりと手間が掛かります。また、トランクリッドを交換した場合には、トランクリッドを外すということで将来的な査定に影響が出てくる可能性があります。これは車の売買オークションに良く関わっている友人から聞いたお話なのですが、トランクリッドを外す際にはトランクのネジ周りをいじるわけで…。交換作業に伴う塗装の剥げ等が必ず発生し、買取査定の際には「部品交換車両」という扱いになり多少査定にも響いてくるとのことでした。もちろん諸説あると思いますので、あくまでも一説というスタンスでご理解ください。


以上のことを踏まえると、正直納車仕立てであんまり車に影響の大きそうなことはしたくないな…ということで、LCIテールランプの導入は断念していました。しかし、それで終わってはいなくてですね、LCIテールランプのデザインで、かつ Pre LCIと同じ形状の社外テールランプがいくつか海外で流通しておりましたので、それを導入する方向になりました。



Mars社製 テールランプ

eBayリンク

出ました…eBay(笑)というわけで、また海外から輸入することにしました。色々と海外のBMW乗りの掲示板を漁っていたのですが、その中でも頻繁に名前を良く聞くブランドだったということでこちらにしてみました。

オーストラリアのパーツメーカーだそうで、購入前に色々とフィッティングや取り付け方法を確認してみたところ親切に回答してくれたというのも購入のきっかけでもあります。他にも社外テールランプはいくつかありましたが、ブランド名もとくに無く不安でしたしね…。

また、純正LCIテールランプではファイバーが2本なのですが、こちらもファイバーが2本で構成されていて純正っぽいというのも理由の1つになります。これよりも値段がかなり安めの社外では、トランクリッド側のインナーテールランプのファイバーが1本であったりとコストを削った様相が垣間見えましたのでやめました…。

購入金額は送料込みで55,000円ほどになりました。3series(E92)はこの倍以上しましたので、まだ良心的かな…。E92よりもE90は流通量が多いですので、数の正義ということでしょうか。



以上です。

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